
いま日本、そして世界は、政治の混迷、経済の低迷、国際紛争など、危機的な状況にあります。この危機を乗り越えるには、今までの価値観を見直し、新たなる価値秩序を築くことが必要です。『救世の法』は宗教のあるべき姿、真実の信仰とは何かを伝え、新時代を拓きます。


人間は誰もが死を迎えます。これは、100パーセントの確率で予言できます。あの世の有無については意見が分かれますが、あの世が存在しないと証明できた人は歴史上一人もおりません。しかし、あの世の存在を認める方は、釈尊やプラトンをはじめ、現代に至るまで数多く存在します。宗教はあの世の存在を認め、苦しい地獄の世界ではなく、幸せな天国の世界に還るための正しい生き方を教えます。

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人間は死後、あの世に還りますが、あの世に持って還れるものは心しかありません。ですから、地上に生きている間に、信仰心を持つことが大切です。あの世の地獄では、天使や菩薩、如来たちが自分を救い出してくれることを、多くの人が待っている状態です。生きている時から信仰心があると、あの世の天使や菩薩が救いに来てくれます。

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幸福の科学は、苦しんでいる人々の魂を救済し、真実の幸福へと導くために、日本はもとより世界各地で日夜活動を続けております。東洋と西洋の両方の文明を併せ持ち、繁栄を享受している日本から、世界の人々に仏法真理を伝え、民族や人種の枠を越えた普遍的な「世界宗教」をめざしております。
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日本では、聖徳太子以来、仏教と神道が融和しながら、国を運営してきましたが、明治維新以降は国家神道となり、廃仏毀釈と言って、お寺や仏像を打ち壊すことを始めました。日本神道を一神教として立てて、ほかの宗教を排除しようとした姿勢が一種の驕りとなり、敗戦につながった面があると思いますが、宗教そのものを全面否定することなく、仏教的な寛容性を持った宗教を大事にする必要があると思います。

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現在、日本の脅威として新聞やテレビのニュースで取り上げられている中国と北朝鮮は「宗教はアヘン」と言ったマルクス思想を信奉する国です。これら唯物論の国では人権の中心にある信教の自由が保障されておらず、ノーベル平和賞の劉暁波氏のように言論の自由も抑圧された状況にあります。日本は、国民の自由や人権を守り、毅然たる国家を創るためにも宗教を尊重することが大切です。
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日本人には分かりにくいテーマですが、キリスト教文明とイスラム教文明の対立の背景には、二千年を超える歴史があります。一神教の宗教同士が戦うと、どちらかが倒れるまで戦う可能性があるので、「多様な価値観を融合させながらも、信仰心は捨てない」という日本的な考え方が、宗教が調和しながら発展していくモデルになると思います。本書では、宗教対立の霊的な背景も明らかにしております。

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すでに、2004年スマトラ島沖地震による大津波、2005年アメリカの一部地域で一時ハリケーンによる水没、2008年ミャンマーでサイクロンによる大規模災害、中国四川省の大地震などが起き始めておりますが、これからも、「この世の終わり」のような状況が何度も起きると思います。これは、人類に対する天からの警告として受け止め、物質的な発展に釣り合う「心の発展」が必要だと思います。キーワードは、「愛と慈悲」です。

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